有限会社デイズさんは、1998年(平成10年2月25日)に、人材派遣サービス・アウトソーシングサービス事業として設立され、その後社長の「夢」であった工場を建てる事を実現され2006年5月今回取材させて頂いたD-FACTORYをスタートさせた。 初めて訪問させて頂き工場外観を見た時には、一見何かのショールームかと見間違うようなモダンな外観にワクワクさせられた。D-FACTORYでは当初より研修センターとして現場での即戦力化を狙った人財育成を主に行い、その内容はCADの講習等で、特徴はまず基本である図面を理解してもらうために‘図面のトレース‘からレクチャーし、根本部分を理解いただいたうえでCADソフトの習得に進むという徹底されたカリキュラムがある。 さらに、工場内の自社設備を生かすうえで始められたのが、鉄・ステンレスの精密部品加工とアルミダイキャストのバリ取りである。同社の強みは、自社設備以外の工程(製缶・鈑金・研磨・歯切り・焼入れ・機械組立)を、信頼によって結ばれている地域での社外ネットワークにより可能な限り図面を一式で受注できる体制を確立されている部分である。 もちろん、上記の強みを形成できたのは企業理念にある「縁」(えにし)と共に、山内センター長の人柄によるところが大きい。 今後のビジョンは、現状部品加工業というポジションではどうしても1部品ごとの加工により出来上がったものが見えないので、できれば形になるものを作りたい。そこに向けてより仕事をスムーズに行うために何が出来るかを追求し、将来的に一貫生産可能なシステム作りをして行きたいとの意気込みをお聞きし、D-FACTORYさんの大きな‘力‘を感じた。

社名D-FACTORY 工場・研修センター
郵便番号〒726-0006
所在地広島県府中市桜ヶ丘3-1-6
URLhttp://www.days-work.jp/sakura-index.html